レバノン紛争の失策から、ハルツ軍参謀総長が引責辞任 - イスラエル
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【エルサレム/イスラエル 17日 AFP】イスラエル軍のダン・ハルツ(Dan Halutz)参謀総長が16日、辞任した。国営イスラエル放送が報じた。前年夏のレバノン紛争で軍指導部に失策があったとして、軍の調査委員会が報告書をまとめていた。
同放送によると、エフド・オルメルト(Ehud Olmert) 首相は、調査報告の発表まで辞任を思いとどまるよう慰留したが、ハルツ参謀総長の辞意は固かったという。
イスラエル軍は2006年7月12日、イスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」が拘束したイスラエル兵2人の解放を掲げてレバノンに進攻。しかし34日間にわたる攻撃ではほとんど軍事目的を達成できず、ハルツ参謀総長の指揮にも問題があったとして、批判が高まっていた。
写真は、ハルツ参謀総長。(2006年8月2日撮影)(c)AFP/FILES/Hrvoje POLAN
同放送によると、エフド・オルメルト(Ehud Olmert) 首相は、調査報告の発表まで辞任を思いとどまるよう慰留したが、ハルツ参謀総長の辞意は固かったという。
イスラエル軍は2006年7月12日、イスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ(Hezbollah)」が拘束したイスラエル兵2人の解放を掲げてレバノンに進攻。しかし34日間にわたる攻撃ではほとんど軍事目的を達成できず、ハルツ参謀総長の指揮にも問題があったとして、批判が高まっていた。
写真は、ハルツ参謀総長。(2006年8月2日撮影)(c)AFP/FILES/Hrvoje POLAN