【2月16日 AFP】2010年バンクーバー五輪のリュージュ男子1人乗りの公式練習中に事故死したグルジア代表のノダル・クマリタシビリ（Nodar Kumaritashvili）選手の遺体が15日、帰国の途についた。バンクーバー冬季五輪組織委員会（VANOC）関係者が明らかにした。

　VANOCのジョン・ファーロング（John Furlong）会長は、「遺体は今日（15日）の午後にバンクーバー空港から（グルジアの首都）トビリシ（Tbilisi）に送られる」と発表した。

　同日午前には、約50人が参加して「簡素かつ私的な」追悼式が行われた。その後、クマリタシビリ選手のひつぎは、ファーロング会長を含む8人によって霊柩車に乗せられ、空港へ向かった。クマリタシビリ選手に敬意を示し、カナダ警察の騎馬警官が霊柩車を先導した。

　クマリタシビリ選手は12日、練習中にコース上でコントロールを失い、コースから飛び出して鉄柱に激突。搬送先の病院で死亡が確認された。(c)AFP

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