【2月25日 AFP】アルペンスキーW杯2012-13は24日、フランスのメリベル(Meribel)で女子スーパー複合第2戦が行われ、スロベニアのティナ・マゼ(Tina Maze)が今シーズンの総合優勝を決めた。

 総合ポイントを1844点に伸ばしたマゼは、総合2位のマリア・ホーフル・リーシュ(Maria Hoefl-Riesch、ドイツ)が886点で逆転不可能になったため、シーズン9戦を残してタイトルを手にした。

 女子スーパー複合でマゼは2本合計1分59秒54でシーズン8勝目を挙げ、ライバルのホーフル・リーシュは転倒により2本目に進むことができなかった。

 オーストリアのニコール・ホスプ(Nicole Hosp)が0秒82差の2位に入り、同じくオーストリアのミヒャエラ・キルヒガサー(Michaela Kirchgasser)が0秒90差で3位と続いた。

 W杯通算19勝を誇るマゼは、今シーズン18戦で表彰台入りを果たしており、あらゆる種目で安定した強さを見せ、ライバルを大きく引き離している。

 マゼは今後、これまでオーストリアのヘルマン・マイヤー(Hermann Maier)氏が1999-2000シーズンに達成したシーズン合計2000点以上を目指すことになる。(c)AFP