【1月14日 AFP】スキージャンプW杯2012-13は13日、ドイツのヒンターツァルテン(Hinterzarten)で女子個人第8戦が行われ、W杯総合首位の高梨沙羅(Sara Takanashi)は今季4勝目を挙げてその座を守った。
 
 1回目に98メートルを記録した高梨は、2回目に105メートルと素晴らしいジャンプを見せて、前日の第7戦で後塵を拝した米国のサラ・ヘンドリクソン(Sarah Hendrickson)を下した。

 今季8戦を終え7度目の表彰台を優勝で飾った16歳の高梨は、優勝をこの日誕生日を迎えた父にささげた。

 高梨は「父の誕生日だったので今日は特別な日だった。この優勝を父にプレゼントしたかった。ヒンターツァルテンは苦手なジャンプ台だったけど、2本目は本当に良いジャンプができた」とコメントした。

 シーズンの折り返しを迎え、高梨はヘンドリクソンに169点差をつけて首位に立っている。(c)AFP