【3月15日 AFP】(記事更新)世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2013)は14日、カナダ・オンタリオ(Ontario)州ロンドン(London)のバドワイザー・ガーデンズ(Budweiser Gardens)で女子・ショートプログラム(SP)が行われ、村上佳菜子(Kanako Murakami)が66.64点で日本勢最高の3位につけた。

 素晴らしい演技を披露した村上は、3回転コンビネーションの2つ目で転倒しながらも66.86点を記録して2位につけたイタリアのカロリーナ・コストナー(Carolina Kostner)を僅差で追っている。

 一方、浅田真央(Mao Asada)は62.10点で6位と出遅れた。浅田は代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で回転は十分ながらも着氷が乱れ、予定していた3回転ループは1回転に終わった。

 2010年バンクーバー冬季五輪の金メダリストで、2年ぶりに国際スケート連盟(International Skating UnionISU)主催大会に出場した韓国の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)は、2010年に記録した自己最高得点には及ばなかったものの、69.97点で首位に立った。

 今大会がシニアデビューとなったカナダ出身の17歳ケイトリン・オズモンド(Kaetlyn Osmond)は、マンボの演出による印象的な演技で64.37点を記録し4位に、米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が63.98点で5位につけた。鈴木明子(Akiko Suzuki)は61.17点で7位となった。(c)AFP