【11月26日 AFP】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯(Cup of Russia 2011)は25日、モスクワ(Moscow)のメガスポルト(Megasport)で開幕し、女子シングル・ショートプログラム(SP)は、日本の浅田真央(Mao Asada)が64.29点で首位に立った。

 浅田は、ニコライ・リムスキー・コルサコフ(Nikolai Rimski-Korsakov)の「シェヘラザード(Sheherazade)」に乗せた演技を披露し、自身の今季最高得点を記録した。

 「明日のフリースケーティング(FS)にも繋がるいい滑りができた」と話した浅田は、「朝の練習で、トリプルアクセルをダブルアクセルに変更すると決めたけれど、それがよかった」と明かした。

 2位には自己最高の63.91点を記録したロシアのアリーナ・レオノワ(Alena Leonova)、3位には地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova)が57.79点でつけている。

 また、日本の今井遥 (Haruka Imai)は、55.20点で6位となっている。

 一方、男子シングルSPでは、83.54点で米国のジェレミー・アボット(Jeremy Abbott)が首位に立った。2位には、僅か0.76点差の82.78点で日本の羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が2位につけ、GPファイナルシリーズ進出に望みを繋げた。3位にはすでにGPファイナル進出を決めているチェコのミハル・ブレジナ(Michal Brezina)が79.01点でつけている。

 ペアSPでは、ドイツのアリオナ・サフチェンコ(Aliona Savchenko)/ロビン・ショルコウィー(Robin Szolkowy)組が68.72点で首位に立ち、ロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組が65.17点で2位、イタリアのステファニア・ベルトン(Stefania Berton)/オンドレイ・ホッタレク(Ondrej Hotarek)組が60.13点で3位につけている。

 また、アイスダンス・ショートダンス(SD)では全米王者のメリル・デイビス(Meryl Davis)/チャーリー・ホワイト(Charlie White)組が69.94点で首位、カナダのケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組が64.45点で2位、ロシアのエカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)/ドミトリ・ ソロビエフ(Dmitri Soloviev)組が61.69点で3位につけている。(c)AFP/Alexander Fedorets