【5月2日 AFP】女子フィギュアスケートの金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)は2日、2011-12シーズンのグランプリ(GP)シリーズを欠場する意向を明かした。韓国の2018年冬季五輪招致活動に多くの時間を割くためという。

 モスクワ(Moscow)で開催された2011世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)で銀メダルを獲得し帰国した金妍児は、「息抜き」が必要だと語り、7月までは韓国・平昌(Pyeongchang)がめざす五輪誘致のプロモーション活動のため多忙になると説明した。

「来シーズンは、これまでのシーズンのように大会に出場できるとは思わない。五輪後の今シーズンはとても難しかった。ただ、諦めずに最後はこうやって締めくくることができたので、満足している」

 金妍児は親善大使として、平昌の五輪招致アピールのためスイスや南アフリカを含む数カ国を訪問する予定となっている。(c)AFP