【12月1日 AFP】バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子シングルの金メダリスト、韓国の金妍児(キム・ヨナ、Yu-Na Kim、20)が11月30日、新しいプログラムの曲を発表した。来年3月に東京で行われる世界選手権で初披露する。

 キム・ヨナのマネジメントを担当するオール・ザッツ・スポーツ(AT SPORTS)によると、新プログラムの曲は韓国の伝統音楽「アリラン」やバレエ曲「ジゼル」などのメドレー。

 キム・ヨナは「五輪で成功することができ、温かく支援してくれた韓国の人たちに感謝して、お礼をすべき時期だと思った」とのコメントを発表した。

 振り付けを担当したデービッド・ウィルソン(David Wilson)氏は、新プログラムはキム・ヨナから韓国への「ラブレター」だと表現した。

 キム・ヨナは3月の世界選手権に出場して以来、試合には出場していない。8月、それまで指導を受けていたカナダのブライアン・オーサー(Brian Orser)コーチと決別。10月にピーター・オプガード(Peter Oppegard)氏を新コーチに選任し、米カリフォルニア(California)州で練習を続けている。(c)AFP