キム・ヨナがSP首位 浅田は2位 安藤は4位、バンクーバー冬季五輪
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【2月24日 AFP】(写真追加、記事更新)2010年バンクーバー冬季五輪、フィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)。韓国の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)が、世界歴代最高の78.50点で首位に立った。
2位には73.78点で浅田真央(Mao Asada)が、3位には71.36点でジョアニー・ロシェット(Joannie Rochette、カナダ)がつけた。
現世界女王の金妍児は、2位浅田に4.72点差、3位ロシェットに7.14点差をつけて25日のフリースケーティング(FS)に臨む。
過去2シーズンで唯一金妍児を破っている元世界女王の浅田は、金妍児の直前の滑走で出だしのトリプルアクセルとダブルトーループのコンビネーションジャンプ、続くトリプルフリップとダブルアクセルを成功させるなど、ほぼ完璧な演技を披露した。
2009年の世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)で銀メダルを獲得しているロシェットは、母の死の動揺を見せることなく堅実なパフォーマンスを披露し、演技後には観客席からスタンディングオベーションが巻き起こった。
ロシェットの母テレーズ(Therese)さんは21日、応援のためバンクーバー入りした直後に心臓発作のため亡くなっていた。
安藤美姫(Miki Ando)は64.76点で4位、鈴木明子(Akiko Suzuki)は61.02点で11位、米国の長洲未来(Mirai Nagasu)は63.76点で6位だった。(c)AFP/Emmeline Moore