【12月28日 AFP】フィギュアスケート第78回全日本選手権最終日は27日、女子シングルが行われ、浅田真央(Mao Asada)が合計204.62点で4連覇を達成し、2010年バンクーバー冬季五輪出場を決めた。

 ショートプログラム(SP)で2位と0.22点差をつけ、僅差で首位に立っていた浅田はフリースケーティング(FS)でもトップとなる135.50点を記録して合計204.62点で優勝し、初の五輪代表入りを果たした。

 総合得点で浅田は、長年のライバルであり世界女王の金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)がGPシリーズ第1戦エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2009)で記録した歴代世界最高得点(210.03点)に迫った。

 GPシリーズ・ファイナル(Figure Skating Grand Prix Series Final 2009-10)で3位だった鈴木明子(Akiko Suzuki)が、合計195.90点で2位に入り、五輪代表入りした。

 3位には195.73点で中野友加里(Yukari Nakano)が、4位には185.44点で安藤美姫(Miki Ando)が入った。安藤はGPシリーズ・ファイナルで日本人最上位の2位に入り、すでに五輪出場を決めていた。

 アイスダンスではキャシー・リード(Cathy Reed)/クリス・リード(Chris Reed)組が3連覇を達成し、初の五輪代表入りを果たした。(c)AFP