【2月3日 AFP】4日から開幕するフィギュアスケート四大陸選手権2009(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2009)に出場する浅田真央(Mao Asada)が2日、大会連覇に向けて全力を尽くすことを誓った。

 名古屋から2010年の冬季五輪開催地でもあり、同大会が開催されるバンクーバー(Vancouver)へ発った浅田は、「五輪の会場でやるということで、いろんな周りも見てきたいと思うし、雰囲気とかも見て。でも、あまり緊張はしていないので、来年のバンクーバー五輪であることを意識しつつ、少し味わってきたいと思います」と、フジテレビ(Fuji Television Network)に対して語った。

 トリプルアクセルを取得した浅田は、欧州からの選手が参加しない同大会でライバルの金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ)と対決する。浅田は「全力を尽くします、頑張ってそれ(優勝)を目指します。世界選手権もすぐあるので、自分のできることを精いっぱい出し切りたいと思います」と、3月にロサンゼルス(Los Angeles)で行われる世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)を見据えて語った。

 浅田も金妍児も、世界選手権を五輪の前哨戦として見ている。両者は、制限年齢に達していなかったため、2006年に開催されたトリノ五輪には出場していない。(c)AFP