【8月7日 AFP】女子テニス、ロジャーズ・カップ2013(Rogers Cup 2013)は6日、カナダのトロント(Toronto)にあるレクソール・センター(Rexall Centre)でシングルス1回戦が行われ、米国のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)は6-0、4-6、2-6で大会第13シードのキルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)に敗れた。

 今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)で準決勝進出を果たしたフリプケンスは、序盤こそ苦戦したものの、7度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るヴィーナスとの対戦を制することに成功した。

 5月に行われた全仏オープン(French Open 2013)の1回戦で敗戦を喫した後、腰の故障で戦列を離れていたヴィーナスは、復帰戦となったこの試合の第1セットを支配し、約30分でものにした。

 しかし第2セットでは10ゲーム目にフリプケンスがブレークを奪い、セットカウントを1-1とする。試合をフルセットに持ち込まれ、ヴィーナスはフリプケンスのペースについていくことができなかった。

 右膝を痛め、ウィンブルドンの準決勝でマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)に敗れて以降、プレーしていなかったフリプケンスだが、最終セットでもリードを奪い、ゲームカウントを5-0とする。

 ヴィーナスは第6ゲームで自身のサービスゲームをキープした後、第7ゲームでブレークを奪ってみせるが、最後にはフリプケンスが再びブレークし、試合を制した。

 フリプケンスは2回戦でオランダのキキ・ベルテンス(Kiki Bertens)と対戦する。(c)AFP