ウィンブルドン女王「美人じゃない」発言にBBCが謝罪
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【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)の女子シングルスで優勝したフランスのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli)の容姿について6日、英国のラジオ司会者が「美人」ではないとこき下ろし、多くの非難の声が上がった。
バルトリは同日行われた決勝で、ドイツのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki)を6-1、6-4で下し、タイトル制覇を果たした。
そのバルトリの容姿について、BBC(英国放送協会)のスポーツ司会者であるジョン・インバーデール(John Inverdale)氏がラジオ番組で揶揄したとされる。
インバーデール氏は、「バルトリのパパは彼女が小さい頃、『お前は美人にはなれない。シャラポワ(Maria Sharapova)のようになれるわけないから、根性持って戦わなければいけない』って教えたのかな?」と発言したという。
これを受けてBBCは直ちに謝罪。広報担当が、「配慮に欠けた発言だったことを認め、お詫びいたします」と声明を発表した。
一方、バルトリ本人はこのインバーデール氏による発言を受け流している。
「本当に気にしていない。私がブロンドでないことは事実だし。私がモデルになりたいと夢見たことがあったと思う?悪いけど一度もなかった」とバルトリはコメントした。
「だけどウィンブルドン優勝は?それはもちろん夢見てたわ」
(c)AFP