【6月25日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は24日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は7-6、6-3でフランスのクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)を下し、2回戦に進出した。

 2004年大会覇者のシャラポワは、フランス期待の若手であるムラデノビッチに厳しい戦いを強いられたものの、最終的にはストレートで勝利を手にした。

 シード権が与えられる出場選手上位32人とは2回戦までは対戦が無い中で、シャラポワはこれほどまではないという厳しい初戦を戦った。2009年大会(The Championships Wimbledon 2009)のジュニア女子の部を制したムラデノビッチは現在世界ランク37位に付けており、なぜ今後に期待がかかる選手としてみられているかを証明した。

 第1セットにムラデノビッチはサーブやグラウンドストロークで互角の戦いをみせ、シャラポワを苦しめた。

 ゲームカウント6-6で迎えたタイブレークでシャラポワはサーブをキープしてセットポイントを迎えると、最後はネット際で腕を高く上げながらバックハンドショットを決め、形が悪いながらもポイントを挙げ、このセットをものにした。

 第2セットに入り、ムラデノビッチが第1ゲームでブレークを奪ったものの、その後はシャラポワが確実に試合を進め、2回戦進出を決めた。(c)AFP/Robin MILLARD