【5月12日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)は11日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-4、6-3で第16シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)を退け、今大会では自身初となる決勝進出を決めた。

 シャラポワは決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と対戦する。

 世界ランク2位のシャラポワが今大会で優勝すれば、同1位で31歳のセレーナと順位を入れ替え、9年振りに世界ランク1位の座に返り咲くことが決まっている。

 2012年の全仏オープン(French Open 2012)を制しているシャラポワは、今大会でまだ1度もセットを落としていない。準決勝では立ち上がりこそ接戦だったが、持ち前の力強いストロークが出てくると第1セットの終盤にかけては貫禄さえ感じさせ、シャラポワが2度のブレークを奪って第1セットを先取した。

 第2セット開始直後にイワノビッチもブレークに成功するも、続く2ゲームをシャラポワに連取され、流れを変えることはできなかった。シャラポワは4大会連続となる決勝戦に臨む。(c)AFP