【5月10日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2013)は9日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-2、7-5でドイツのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki)を退け、準々決勝に駒を進めた。

 今大会で優勝を決めた場合には、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)から世界ランク1位の座を奪うことができるシャラポワは、第1セットで4度のブレークを成功させて序盤から優勢な攻撃を展開し、力量の差を見せる。

 その次のセットでは両選手が序盤にブレークした後、均衡の状態が続いたが、ゲームカウント5-5でシャラポワがリシキのサービスゲームを制して貴重なブレークを奪い、ベスト8への切符を手にした。

 シャラポワは今大会、まだ一度もセットを落としていない。

 全仏オープン(French Open 2012)連覇に向けての準備態勢に入っているシャラポワは、クレーコートでのプレーが徐々に整ってきているように感じると語った。(c)AFP