【3月28日 AFP】テニス、ソニー・エリクソン・オープン2013(Sony Ericsson Open 2013)は27日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で女子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は7-5、7-5で第8シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)を退け、準決勝進出を果たした。

 シャラポワは試合中、合計6本のエースを放った一方で、ダブルフォールトを14度も犯した。しかし第2セットの10ゲーム目でエラーニのブレークポイントをしのぎキープすると、その次のゲームではブレークに成功。そして最後はフォアハンドのウィナーを放ち、2時間半の試合に終止符を打った。

 エラーニはファーストサーブの成功率を84%としたものの、各セットで3回ずつシャラポワにブレークされたため、87本のファーストサーブのうちわずか47本しか得点に繋げることが出来なかった。

 シャラポワは「(エラーニは)とても手ごわい相手だった。この試合では本当に奮闘させられた。流れに浮き沈みはあったけど、突破できて本当に嬉しい」とコメントしている。

 4度の四大大会(グランドスラム)制覇を経験しているシャラポワは、準決勝で大会第22シードのエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)か第15シードのロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)と対戦する。(c)AFP