【3月16日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)は15日、米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で女子シングルスの準決勝が行われ、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が6-4、6-3で第13シードのマリア・キリレンコ(Maria Kirilenko、ロシア)を退け、今季初となる決勝進出を遂げた。

 この勝利によりシャラポワは、18日に発表される最新の女子テニスの世界ランキングで2位に浮上することが決定した。

 今季3度目のトーナメント出場にして決勝進出を決めたシャラポワは、1月のブリスベーン国際(Brisbane International 2013)を鎖骨のけがを理由に欠場した後、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)とカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2013)で準決勝まで進出している。

 シャラポワはパリバ・オープンの2006年大会で優勝しており、昨年にはタイトルを制したビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に次いで、準優勝まで勝ち上がった。

 シャラポワは決勝で、第4シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)を2-6、6-4、7-5で下した第8シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)と対戦する。

 ボズニアツキは2010年大会で準優勝、そして2011年大会では優勝を果たしており、シャラポワに負けず劣らずのインディアン・ウェルズでの戦歴を誇る。(c)AFP