【2月24日 AFP】ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2013)は23日、女子シングルス決勝が行われ、大会第6シードのペトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)が6-2、1-6、6-1で第5シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)を下し、優勝を飾った。

 クヴィトバは2011年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)制覇以来、約1年半ぶりのタイトルを獲得した。

 22歳のクヴィトバは、最初の4ゲームを連取して第1セットを約30分制して圧勝するのではないかと思われたが、第2セットに入ると、2012年全仏オープン(French Open 2012)で準優勝を果たしたエラーニが素早いリターンとネット際に出るという戦術で、6ゲームを連取してセットカウントをタイに戻した。

 それでも、セット間の休憩で自分の間を取り戻したクヴィトバは、四大大会(グランドスラム)制覇に再挑戦するにふさわしい勝利を遂げた。(c)AFP