【2月19日 AFP】女子テニスの世界ランキングが18日に発表され、米国のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)がベラルーシのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と入れ替わり、世界ランク1位に立った。

 17日にカタールのドーハ(Doha)で行われたカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2013)決勝でアザレンカに敗れていたセレーナだったが、最新の世界ランキングでは両者の位置が入れ替わった。

 31歳のセレーナは最年長の世界ランク1位となり、265ポイント差の2位にはアザレンカ、3位にロシアのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)が続いている。

 カタール・オープンの準々決勝で、2011年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)覇者であるペトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)から勝利を収め、世界ランク1位への返り咲きを決めたセレーナは、涙を浮かべながら「信じられない。苦しいこともたくさんあった。この地位に戻れるとは夢にも思っていなかった」と語った。

 2012年にウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)と全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)で優勝し、四大大会(グランドスラム)通算15勝を挙げているセレーナは、マルチナ・ナブラチロワ(Martina Navratilova)とクリス・エバート(Chris Evert)のグランドスラム通算勝利数にあと3勝と迫っている。(c)AFP