【2月13日 AFP】女子テニス、カタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2013)は12日、ドーハ(Doha)でシングルス2回戦が行われ、大会第2シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-2、6-1でロシアのダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova)を下し、3回戦に進出した。

 ロンドン五輪の金メダリストで、2012年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)と全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)覇者のセレーナは身体的な不安を見せることなく、元世界ジュニアランク1位でラッキールーザーとして本戦出場を決めたガブリロワを相手に勝利を収め、約2年半ぶりの世界ランク1位奪還にあと2勝と近づいた。

 この勝利は、1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2013)で腰と足を負傷し、準々決勝敗退を喫したセレーナにとって励みになる結果となった。セレーナは、滑らかなストロークを見せながら体を圧迫する動きを避け、ミスを犯ないよう効率的なプレーを披露した。

 セレーナは3回戦で、第15シードのロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)と世界ランク37位のウルシュラ・ラドワンスカ(Urszula Radwanska、ポーランド)の勝者と対戦する。(c)AFP/Richard Eaton