【2月2日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)は1日、ワールドグループ1回戦が各地で行われ、ベルギーと対戦したセルビアは2勝0敗で準々決勝進出に王手をかけた。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)王者のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、この日の第2試合でベルギーのオリビエ・ロクス(Olivier Rochus)を6-3、6-2、6-2で下したものの、試合を行ったコートはこれまでで最悪のものだったと語った。

 ジョコビッチは寄せ木張りの床に敷かれたクレーコートについて、「これまでプレーした中で最悪のコート。とても危険なものだ。長くインドアでプレーして、オーストラリアから来たばかりだから、クレーコートでプレーするのは簡単なことじゃない。序盤は動きの面で問題があったけれど、徐々に状況に慣れて、必要なプレーを何とかすることができた」と怒りをあらわにした。

 しかしながら国際テニス 連盟(International Tennis FederationITF)は、このコートは競技可能なものであり、現在12面ある板張りの上のクレーコートでは2009年以降問題は起きていないと主張している。

 同日行われた第1試合ではセルビアのヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)が1-6、3-6、7-6、6-4、6-4でベルギーのダビド・ゴフィン(David Goffin)を下している。(c)AFP/Dave James