【1月31日 AFP】女子テニス、GDFスエズ・オープン(Open GDF Suez 2013)は30日シングルスの2回戦が行われ、大会第3シードのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)は7-5、6-1で米国のクリスティーナ・マクヘイル(Christina McHale)を下した。

 試合前にアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)監督が発表した女子テニス国別対抗戦フェドカップ(2013 Fed Cup)のフランス代表メンバーに9年ぶりに召集されたバルトリは、自身の代表復帰を勝利で祝った。

 ワールドグループ2部の1回戦でドイツと対戦するフランス代表には、バルトリのほかにアリーゼ・コルネ(Alize Cornet)、クリスティーナ・ ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)、ビルジニー・ラザノ(Virginie Razzano)、ポーリン・パーメンティア(Pauline Parmentier)が名を連ねている。

 試合後に記者会見に臨んだバルトリは、「フェドカップのチームに復帰できてとても嬉しく思います」と話し、代表復帰の大きな理由として現役時代にグランドスラム(四大大会)2勝を挙げているモウレズモ監督との関係を挙げた。

「アメリーとはいつも連絡を取り合い、徐々に復帰が出来る状況になりました」 

 コーチを務める父親の同伴を出場条件に挙げたことにより、コーチ帯同がチーム規定に違反するとして、バルトリは長年にわたり代表選考から漏れていた。

 バルトリは「父とはたくさん話し合いました。私が幸せが父にとって一番の願いなので、私の決断を尊重してくれました」と語った。(c)AFP/Martyn Wood