【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は22日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-2、6-2で第19シードのエカテリーナ・マカロバ(Ekaterina Makarova、ロシア)に勝利し、準決勝に進出した。

 2度目の全豪オープン優勝と、5度目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指しているシャラポワは、同じロシア出身のマカロバを1時間6分で退け、4強入りを果たした。準決勝では第6シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)と対戦する。
 
 初戦、2回戦では対戦相手から1ゲームも奪われない「ダブルベーグル」で勝利し、3回戦ではヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を6-1、6-3で、4回戦ではキルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)を6-1、6-0で下していたシャラポワは、モニカ・セレシュ(Monica Seles)氏が達成した準決勝進出までの4試合での失ゲーム数12という大会最少記録を破った。

 圧勝したにもかかわらずシャラポワは、過去5度の対戦で一度も敗れたことのないマカロバとのこの対戦は難しかったと語った。

「これまでの対戦成績がどうであれ、私たちの試合はいつも接戦です。序盤は拮抗していましたが、最後は私のほうがよりアグレッシブでした」

(c)AFP/Will Swanton