【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は17日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-2、6-0でスペインのガブリネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)を下し、3回戦に進出した。

 グランドスラム通算15勝を誇り、今大会で6度目の全豪制覇を目指すセレーナは、15日に行われたルーマニアのエディナ・ガロビッツ・ホール(Edina Gallovits-Hall)戦で6-0、6-0と快勝していたものの、試合中に右足首を負傷し、治療を受けていた。

 セレーナは16日に予定していた練習を屋外から人目を避けるために室内に移しており、けがの具合がひどいのではないかと憶測を呼んでいたが、ムグルサをストレートで退けたことで周囲の不安を払拭した。

 1988年からシーズン最初のグランドスラムとして開催されている全豪オープンを見据えてきたというセレーナは、ムグルサとの試合では故障の影響を感じさせなかったものの、足首にはきつくテーピングが巻かれていた。

 セレーナは同日行われた試合でドイツのアニカ・ベック(Annika Beck)を下した森田あゆみ(Ayumi Morita)と対戦する。また、シード選手が今後も順当に勝ち進めば準決勝で世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)との対戦が予想されている。(c)AFP