【10月15日 AFP】女子テニス、ジェネラリ・レディース(Generali Ladies Linz 2012)は14日、オーストリアのリンツ(Linz)でシングルス決勝が行われ、大会第1シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)は6-3、6-4で第5シードのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)を下し、優勝を飾った。

 アザレンカは今シーズン9度目の決勝で6度目の勝利を飾り、自身通算14個目のタイトルを手にした。

 23歳のアザレンカは1月のアピア国際(2012 Apia International Sydney tennis tournament)を皮切りに優勝ラッシュのシーズンをスタートさせると、同月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)で自身初のグランドスラム(四大大会)制覇を果たし、続けてカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2012)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2012)でもタイトルを獲得していた。

 その後は、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)の終盤に巻き返しを前に涙を飲んだ全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)をはじめ、3大会連続で準優勝に終わっていたものの、中国オープン(China Open 2012)では世界ランキング2位のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を6-3、6-1で破って優勝を果たしていた。(c)AFP