【7月14日 AFP】女子テニス、バンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシック(Bank of the West Classic 2012)は12日、米カリフォルニア(California)州スタンフォード(Stanford)でシングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-4、6-0で大会第6シードのシャネル・シーパーズ(Chanelle Scheepers、南アフリカ)を退け、準決勝に進出した。

 前回王者のセレーナは、サービスブレークを5度記録した第1セットを43分で制し、続いて行われた第2セットも圧勝した。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)女王のセレーナは試合後、時差ぼけに苦しんでいることを明かし、「13日も朝早くに目が覚めてしまって、『デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)』のDVDを鑑賞したの。長時間起きているから、今はとても疲れていて早く眠りたいけれど、試合している時は楽しいし、特に勝つことは最高の気分よ」と話した。

 14日に行われる準決勝でセレーナは、第3シードのドミニカ・チブルコワ(Dominika Cibulkova、スロバキア)を6-7、6-2、6-0で下した第9シードのソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)と対戦する。

 同日行われたその他の試合では、第5シードのヤニナ・ウィックマイヤー(Yanina Wickmayer)が6-3、6-2で第2シードのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)を破り、ベスト4に進出した。

 2009年大会覇者のバルトリから勝利を収めたウィックマイヤーは、ポーランドのウルシュラ・ラドワンスカ(Urszula Radwanska)を6-4、6-4で下して自身初の4強入りを果たした米国のココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe)と準決勝で対戦する。(c)AFP