【7月8日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は7日、女子ダブルス決勝が行われ、米国のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)/ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)組が7-5、6-4で大会第6シードのアンドレア・フラバコワ(Andrea Hlavackova、チェコ)/ルーシー・フラデカ(Lucie Hradecka、チェコ)組を下し、大会通算5度目の優勝を飾った。

 セレーナは同日に行われた女子シングルス決勝でアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を6-1、5-7、6-2で下し、ウィンブルドン通算5勝目、グランドスラム通算14勝目を挙げていた。

 これ以上ない一日を過ごしたセレーナは「長く感じた一日だった。シングルス優勝は嬉しかったから、ダブルスで負けていたら大きく失望していたと思う」と語った。

 一方、姉のヴィーナスは、「セレーナの決勝戦を観ていたので、もう試合をした気分になっていた。2人にとって最高の一日になった。私は同じ日にシングルスとダブルスで優勝する気分を過去に味わっている。びっくりするくらい素晴らしい気持ちよ。セレーナは明日の朝に起きた後、自分がウィンブルドン王者なんだと実感すると思う」とコメントした。

 ウィリアムス姉妹は四大大会(グランドスラム)のダブルスで通算13回優勝しており、ウィンブルドンで5勝、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)で4勝、全米オープン(The US Open Tennis Championships)と全仏オープンテニス(French Open)で2勝している。(c)AFP