【7月6日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は5日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)は6-3、6-4で大会第8シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)を下し、ポーランド出身選手としては73年ぶりとなる四大大会(グランドスラム)決勝進出を果たした。

 1939年の全仏オープンテニス(French Open)で決勝に進出したヤドウィガ・イェンジェヨフスカ(Jadwiga Jedrzejowska)氏以来の快挙を成し遂げたラドワンスカは、ウィンブルドン通算4勝を誇る大会第6シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と決勝で対戦する。

 初めてのグランドスラム準決勝で冷静なプレーを70分間続け、センターコートで勝利を手にしたアザレンカは、ウィンブルドンを優勝すれば世界ランキング1位に浮上する。(c)AFP