【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)は2日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第8シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)は6-1、6-1でベルギーのキム・クライシュテルス(Kim Clijsters)を下し、準々決勝に進出した。
 
 2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)を最後に2度目の引退を発表しているクライシュテルスは、9度目の出場となったウィンブルドンで苦い敗戦を喫した。

 元世界ランク1位のクライシュテルスは、2005年の全米オープンを制し、一度目の引退から復帰した2009年と2010年の同大会で2連覇を達成し、2011年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2011)でも優勝を飾っているものの、ウィンブルドンでは2003年と2006年大会での準決勝進出が最高記録となっている。

 一方、今シーズン44勝目を挙げて準々決勝初進出を決めたクルベールは、第1シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を退けた第15シードのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)と準決勝をかけて対戦する。(c)AFP