【6月7日 AFP】全仏オープンテニス2012(French Open 2012)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が準決勝に進出した。

 3度目の全仏4強入りを果たしたシャラポワは、2011年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)決勝で敗れた大会第4シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)と準決勝で対戦する。

 2007年大会と2011年大会で4強に残っているシャラポワは6-2、6-3で大会第23シードのカイア・カネピ(Kaia Kanepi、エストニア)に勝利した。

 現在世界ランキング2位のシャラポワは、決勝まで勝ち進めば同ランク1位の座に返り咲くことになる。
 
 一方、前回大会覇者で第7シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)を4回戦で破っているカザフスタンのヤロスラーヴァ・シュウェドワ(Yaroslava Shvedova)と対戦したクヴィトバは3-6、6-2、6-4で勝利し、自身初の全仏ベスト4進出を果たした。

 シャラポワとクヴィトバの四大大会(グランドスラム)での対戦は、過去1年間で3度目となる。

 2011年のウィンブルドン選手権決勝ではクヴィトバが制しているが、前回の対戦となった1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2012)準決勝ではシャラポワが勝利した。

 また、直近の対戦ではポルシェ・テニス・グランプリ2012(Porsche Tennis Grand Prix 2012)準決勝でシャラポワがストレートで勝利を収めている。(c)AFP/Dave James

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