【5月30日 AFP】(記事更新、写真追加)全仏オープンテニス2012(French Open 2012)は29日、女子シングルス1回戦が行われ、クルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm)は3-6、1-6で大会第14シードのフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)に敗れ、初戦敗退に終わった。

 41歳のクルム伊達は、2010年大会覇者で前年大会では準優勝している31歳のスキアボーネに完敗を喫した。

 全仏史上3番目となる高齢出場を果たした伊達は、今後もプレーし続けるのかと問われ、「私はまだフィットできているのに、なぜやめなければならないの?あとどれくらいプレーできるかはわからないし、あと2、3年はプレーしているかもしれない。それは誰にも分からないし、私自身も分からない」と答えた。

 同日行われた試合では、森田あゆみ(Ayumi Morita)が3-6、6-4、6-3でスロベニアのポロナ・ヘルツォグ(Polona Hercog)を破り、2回戦に進出している。

 一方、男子シングルスでは伊藤竜馬(Tatsuma Ito)が1-6、5-7、0-6のストレートで大会第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に、添田豪(Go Soeda)が1-6、4-6、4-6でロシアのドミトリー・ツルスノフ(Dmitry Tursunov)にそれぞれ敗れた。(c)AFP