【10月27日 AFP】(写真追加、記事更新)女子テニス、WTAツアー選手権(TEB BNP Paribas WTA Tour Championships - Istanbul 2011)は26日、トルコ・イスタンブール(Istanbul)のスィナン・エルデム・ドーム(Sinan Erdem Dome)で2日目が行われ、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が、左足首のけがを理由に大会を棄権した。

 大会第1シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は、第6シードのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)に2-6、6-4、3-6で敗れたものの、シャラポワの棄権により世界ランク1位で2011年シーズンを終えることが確定した。

 過去にウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)、全米オープン(The US Open Tennis Championships)、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)優勝を経験しているシャラポワは、2日目の試合で大会第5シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)に6-7、4-6で敗れた後、大会を棄権することを発表した。

 大会初日に第7シードサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)に敗れているシャラポワは、9月に行われた東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2011)で負傷していた左足首への負担が限界に達したことを明かし、「腫れが酷くなり、プレーに影響が出た。けがが悪化するリスクもあるので、残りのシーズンは治療に専念することにした」と語った。

 これにより、シャラポワは28日に予定されていたビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)との試合には出場せず、マリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)が大会に途中参加する。(c)AFP

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