【6月23日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)は22日、英ロンドン(London)で女子シングルス2回戦が行われ、40歳のクルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm)は同大会5度の優勝経験を持つヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)に約3時間の熱戦の末、7-6、3-6、6-8で敗れた。

 クルム伊達は試合後、「きょうはとてもいい戦いができた。がっかりしているし、惜しかった。しかし、自分のテニスができてとてもハッピーだ。5度優勝の相手にいいプレーができた」と満足そうに語った。

 第2シードのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)、第4シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)、第8シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)はいずれもストレート勝ちで3回戦に進んだ。

 なお、同日行われた1回戦の試合では、世界ランク133位の土居美咲(Misaki Doi)が第30シードのベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands、米国)を6-4、5-7、7-5のフルセットで下し、2回戦に進出した。(c)AFP