【9月26日 AFP】(27日写真追加、記事更新)女子テニス、韓国オープン(Hansol Korea Open 2009)シングルス準決勝。日本のクルム伊達公子(Kimiko Date Krumm)は、ロシアのマリア・キリレンコ(Maria Kirilenko)と対戦。クルム伊達は3-6、6-2、6-4でキリレンコを破り、決勝に進出した。

 ツアーの重圧を理由に引退を発表した1年前の1995年に世界ランキング4位だったクルム伊達は、前回王者のキリレンコを下して決勝に駒を進めた。

 28日で39歳になるクルム伊達は、決勝でアナベル・メディナ・ガリゲス(Anabel Medina Garrigues、スペイン)に勝てば、1983年に39歳7か月でエイゴン・クラシック(AEGON Classic)を制したビリー・ジーン・キング(Billie Jean King)に次ぐWTAツアー史上2番目の高齢優勝となる。

 2008年に現役復帰したクルム伊達は、WTAツアーの本大会では0勝8敗だったが、今大会では大会第1シードのダニエラ・ハンチュコワ(Daniela Hantuchova、スロバキア)から勝利を収めるなど3勝している。

 22歳のキリレンコを相手に年齢が問題ではないことを示したクルム伊達は、第2セットと第3セットの大半を支配して決勝進出を果たした。

 決勝でクルム伊達は、アンアレーナ・グローネフェルド(Anna-Lena Groenefeld、ドイツ)を2-6、6-3、6-1で破って勝ち進んだメディナ・ガリゲスと対戦する。(c)AFP