【3月13日 AFP】BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open)女子ダブルス1回戦。マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)/エレナ・ベスニナ(Elena Vesnina、ロシア)組は、エカテリーナ・マカロバ(Ekaterina Makarova、ロシア)/タチアナ・プーチェック(Tatiana Poutchek、ベラルーシ)組と対戦。シャラポワ/ベスニナ組はセットカウント1-2(1-6、6-4、7-10)で敗れ、初戦敗退に終わった。

 2008年に右肩を手術して以来、初の実戦復帰となったシャラポワは、ダブルスで初戦敗退に終わった。

 2008年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)で優勝を飾っている元世界ランク1位のシャラポワは、右肩の負傷で08年シーズンの多くを棒に振り、北京五輪と全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2008)への出場を断念、10月には関節鏡視下手術を受けていた。試合で調子は上向きだったシャラポワだが、1-1で迎えた第3セットのスーパータイブレーク(10点先取)で敗れた。

 試合後にシャラポワは、「またここに居られるという機会に恵まれたことに感謝しています。もうラケットを投げ捨てるようなことはしません。ただコートに入って、やる事をやるだけです」と話した。続けてシャラポワは、まだシングルスができるまで体力が回復していないことを明かし、「(負傷部分の)今日の調子は良かったです。今、乗り越えなければならない課題は、コートに出て1週間から2週間、毎日2、3セットをプレーすることです。気楽にやっていくしかありません」と話し、復帰がいつになるかについての明言を避けた。(c)AFP/Rebecca Bryan