【1月14日 AFP】女子テニス世界ランキング8位(2009年1月12日付け)のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)が14日、腹筋を痛めたためメディバンク国際(Medibank International 2009)の女子シングルス準々決勝を棄権した。

 19日から開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2009)に備え、同大会に出場していたクズネツォワは、準々決勝で日本の杉山愛(Ai Sugiyama)と対戦する予定だったが、13日に行われたカイア・カネピ(Kaia Kanepi、エストニア)との2回戦で腹筋を痛めていた。

 クズネツォワは「昨日は何とか勝つことができました。今日、ウォーミングアップに行きましたが、痛みが引いていませんでした。以前も同じところを痛めており、そんなに強いサーブを打てませんが、なんとかプレーすることができました。しかし、けがが悪化したので、プレーする目的が見いだせません」と語っている。

 また全豪オープンに関して、クズネツォワは「先のことはわかりません。回復のために最善を尽くすつもりです。全豪オープンには間に合わせたい」と語ってる。(c)AFP