【12月31日 AFP】2009年1月に行われる香港でのエキシビションマッチへの出場を回避したマリア・シャラポワ（Maria Sharapova、ロシア）は30日、連覇が懸かる全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament）に出場する意欲を示した。

　シャラポワは1月7日から10日まで香港で開催される女子テニス・エキシビション・トーナメント、JBグループ・クラシック2009（JB Group Classic 2009）の欠場を自身のウェブサイトで発表した。

　「香港（の大会）を欠場しなくてはならないことはとても残念です。過去5年間、私は新たなシーズンに向けた準備としてこの大会に出場してきました。実際、香港での大会が全豪オープンに向けた準備として功を奏してきました」とシャラポワは語っている。

　全豪オープンを制して華々しく2008年シーズンのスタートを切ったが、右肩の負傷が妨げとなりシャラポワは北京五輪と全米オープンテニス（The US Open Tennis Championships 2008）への出場を断念した。

　またシャラポワは「香港でのトップクラスの大会でプレーする準備はまだできていません。しかし、ディフェンディングチャンピオンとして臨む全豪オープンにはまだ希望を持っています。私を信じてください。苦渋の決断でした。16日前に練習を開始したばかりなので」と語っている。

　2009年シーズンの四大大会の初戦となる全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament 2009）はメルボルン（Melbourne）で1月19日から開幕する。(c)AFP