【6月6日 AFP】（一部更新、写真追加）全仏オープン・テニス2008（French Open 2008）女子シングルス準決勝。大会第2シードのアナ・イワノビッチ（Ana Ivanovic、セルビア）は、大会第3シードのエレナ・ヤンコビッチ（Jelena Jankovic、セルビア）と対戦。イワノビッチはセットカウント2-（6-4、3-6、6-4）でヤンコビッチを下し、決勝進出を果たした。

　2年連続で決勝進出を決めたイワノビッチは、「厳しい試合だったけど最後まで全力を尽くしたわ」と試合を振り返った。また試合後に自身初の世界ランキング1位に輝いたことについて聞かれたイワノビッチは、「今日コートに来るまで知らなかった。ロッカールームで聴いて興奮したわ」と驚きを隠せないでいた。「全くそのことについては考えていなかったの。ランキングについては話したくなかった。周りのスタッフともね」と話したイワノビッチは現地7日、4大大会初優勝を賭けて大会第13シードのディナラ・サフィナ（Dinara Safina、ロシア）との決勝に臨む。

　一方同胞対決に敗れ決勝進出を逃したヤンコビッチは、「イワノビッチは本当に良いテニスをするようになった。それに対し私はあまりにも受け身になっていたわ」と積極性の欠如を敗因に挙げた。(c)AFP