【3月13日 AFP】1月の全豪オープン（Australian Open Tennis Tournament 2008）のマリア・シャラポワ（Maria Sharapova、ロシア）が、12日開幕したパシフィック・ライフ・オープン2008（Pacific Life Open 2008）に無敗のまま臨む。

　大会第4シードのシャラポワは、ウイルス性疾患のため2月後半のバークレーズ・ドバイ・テニス選手権（Barclays Dubai Tennis Championships 2008）を欠場したが、全豪オープン、カタール・トータル・オープン（Qatar Total Open 2008）で優勝。2008年はフェドカップ（2008 Fed Cup）での2勝を含め、14勝無敗の成績を収めている。

　シャラポワは「痛み止めを打ちながらプレーしていた。痛みが無いときでも、心の中では治療のことを考えてしまうの。それでも復帰できたことで多くの自信を得た。より強くなって戻ってきて、本当にいい気分だわ。今はどんなことがあっても対処できると思っている」と語り、2007年に苦しめられた肩の怪我を克服するために費やした努力のおかげで、2008年の成功があるとしている。

　シード選手のため2回戦から登場するシャラポワは、フランスのステファニー・コーエン・アロロ（Stephanie Cohen-Aloro）と対戦する。(c)AFP