【1月23日 AFP】(写真追加)テニス、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)・女子シングルス準々決勝。大会第9シードのダニエラ・ハンチュコワ(Daniela Hantuchova、スロバキア)は、大会第29シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と対戦。ハンチュコワはセットカウント2-0(6-2、6-2)のストレートで勝利し、自身グランドスラム初の4強入りを果たした。

 5年ぶりにグランドスラムで4回戦の壁を突破して8強入りを果たしたハンチュコワは、3回戦で大会第2シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)を、また4回戦で元世界ランク3位のナディア・ペトロワ(Nadia Petrova、ロシア)を破った18歳の新鋭ラドワンスカの快進撃に終止符を打ち、自身がトップレベルであることを証明した。

 試合後のインタビューでハンチュコワは「私は信じ続け、今度は準決勝の舞台に立つ。素晴らしい気分だわ。手に触れるもの全てが上手く行くように感じる。ここまで辿り着いた全てのテニス選手には私の言っていることが分かると思う。できるだけ長く続けたいわ」と語っている。

 以前ハンチュコワは、近年のグランドスラムでは早い段階でジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)やヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)とセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)のウイリアムス姉妹に当たるなど組み合わせに恵まれていなかったと漏らしていた。

 ハンチュコワは準決勝で大会第4シードのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)と対戦する。(c)AFP