【1月5日 AFP】女子テニス・エキシビション・トーナメント、JBグループ・クラシック2008(JB Group Classic 2008)、シングルス・ゴールドグループ決勝。大会第4シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は、大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と対戦。ヴィーナスはセットカウント2-0(6-4、6-3)のストレートでシャラポワを降し優勝を飾った。

 前日に行われたエレナ・デメンティエワ(Elena Dementieva、ロシア)との準決勝で大腿屈筋を負傷していたヴィーナスだったが、開幕を控える全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)でライバルの一人に目されるシャラポワを相手に怪我の影響を感じさせず、試合時間80分でストレート勝利を収めた。

 試合後にヴィーナスは「言うまでもなく、シャラポワは素晴らしい対戦相手なので私はベストゲームをしなければならなかった。そしてをれはとてもエキサイティングな試合になった」と試合を振り返り、全豪について話が及ぶと「オーストラリアではシャラポワと同等のレベルの選手と対戦する機会が増えるでしょう。私は良いプレーを見せていると思うけど練習と試合は別だし、大会となれば大きく違ってくる」とコメントした。

 一方で敗れたシャラポワは、「ヴィーナスは良いプレーを続け、私はそれに劣るプレーをしていた。彼女は大会前日に会場入りしても試合に勝つ事ができる数少ない選手だと思う」と語った。(c)AFP