【2月11日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2013 Fed Cup)は10日、ワールドグループ1部の1回戦が各地で行われ、イタリアが通算成績3勝2敗で米国に勝利し、準決勝に進出した。

 3度の大会優勝を誇るイタリアが、有力選手を欠く米国に競り勝って1回戦を突破し、4月の準決勝で大会2連覇中のチェコと対戦することが決まった。

 第3試合で米国は、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)とスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)の欠場を受けて選出された世界ランキング21位のバーバラ・レプシェンコ(Varvara Lepchenko)が大会デビューを飾ると、7-5、6-2で同7位のサラ・エラーニ(Sara Errani)から金星を挙げ、対戦成績を2勝1敗とした。

 しかし第4試合でイタリアは、ロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci)が6-2、4-6、6-1でジェイミー・ハンプトン(Jamie Hampton)を退けた。

 2勝2敗のタイで迎えた第5試合、2006年、09年、10年大会王者のイタリアはダブルスの世界ランキングトップを占めるビンチ/エラーニ組が6-2、6-2でリーゼル・フーバー(Liezel Huber)/レプシェンコ組を退け、勝ち抜けを決めた。

 ビンチはこの勝利でフェドカップのダブルスでの無敗記録を更新し、歴代最高となる18勝0敗に戦績を伸ばしている。(c)AFP/Dave James