【2月10日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2013 Fed Cup)は9日、ワールドグループ1部の1回戦が各地で行われ、日本はロシアと1勝1敗で初日を終えた。

 第2試合で世界ランク57位の森田あゆみ(Ayumi Morita)が、同20位のエカテリーナ・マカロバ(Ekaterina Makarova)に対し、6-2、6-2と一方的な展開で勝利を飾った。

 第1セットで森田は、マカロバが試合の流れをつかむ前に2度サービスをブレークし、4-0とリードした。マカロバはその後ブレークバックしてゲームカウントを縮めたものの、森田は第7ゲームで再びブレークし、30分でこのセットを奪った。
 
 この展開に自信を深めた22歳の森田は、第2セットでは再びマカロバを3度ブレークし、1時間4分の試合を制した。

 モスクワ(Moscow)で行われたこの対戦の第1試合では、42歳のベテラン、クルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm)が2時間15分の激しい戦いの末、6-7、4-6で世界ランク13位のマリア・キリレンコ(Maria Kirilenko)に敗れた。キリレンコは通算3度目の対戦で、今でも若々しいクルム伊達から初めて勝利を奪った。(c)AFP