【2月4日 AFP】女子テニス国別対抗戦、フェドカップ(2009 Fed Cup)アジア・オセアニアゾーン・グループ1のニュージーランド戦を4日に控えるインドは、サニア・ミルザ(Sania Mirza)の辞退により大きな打撃を受けることになった。

 ミルザは、フェドカップの4人の登録メンバーに入ったが、腹部の負傷により辞退することになった。

 3日にインドのハイデラバード(Hyderabad)で記者会見を行ったミルザは「パタヤ・オープン2009(PTT Pattaya Open 2009)とドバイ・テニス選手権2009(Barclays Dubai Tennis Championships 2009)の準備を開始する前に、腹筋の断裂のため1週間の休養を取ることになった。国のためにプレーするのは最大級の栄誉だが、残念ながらけがをしてしまった」と語っている。

 2007年に世界ランキングで自身最高位となる27位に入ったミルザは、ワールドグループⅡのプレーオフ出場を目指すインドの原動力として期待されていたが、ミルザが帰国したことによりインドはニュージーランド戦を3人で戦うことになった。

 2008年に苦しめられた手首の問題を克服したミルザは、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2009)ではマヘシュ・ブパシ(Mahesh Bhupathi)とペアを組んで出場した混合ダブルスで優勝を果たし、インド人女子選手として初めて4大大会(グランドスラム)でタイトルを獲得している。(c)AFP