【2月4日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2013)は3日、ワールドグループ1回戦が各地で行われ、カナダが通算成績3勝2敗でスペインを下し、準々決勝に進出した。

 第4試合でミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)が6-3、6-4、6-2でスペインのギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia Lopez)を下してチーム3勝目を挙げ、カナダが初の8強入りを決めた。4月に行われる準々決勝でカナダはイタリアと対戦する。

 ここ5年間で3度の大会制覇を誇り、2012年大会(Davis Cup 2012)は準優勝を果たしているスペインは、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)、ダビド・フェレール(David Ferrer)、ニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro)、フェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)ら主力選手を欠き、初日の第1試合と第2試合で連敗を喫した。

 2日に行われた第3試合のダブルスではマルセル・グラノジェルス・プジョル(Marcel Granollers-Pujol)/マルク・ロペス(Marc Lopez)組が4-6、6-4、6-7、6-3、6-2でカナダのダニエル・ネスター(Daniel Nestor)/バセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)組に勝利し、わずかながら望みをつないでいたが、5度の大会王者は敗退に終わった。(c)AFP