【9月17日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2012)は16日、ワールドグループ準決勝がスペインのヒホン(Gijon)で行われ、スペインが過去10年間で6回目となる決勝に進出した。

 スペインは第4試合のシングルスでダビド・フェレール(David Ferrer)が6-7、6-3、6-4、6-2で米国のジョン・アイズナー(John Isner)を下し、対戦成績を3勝1敗として決勝進出を確定させた。

 長身のアイズナーを相手に第1セットをタイブレークで落としたフェレールだったが、その後は精度の高いリターンとパッシングショットで試合の主導権を握り、アイズナーのアンフォースドエラーを誘発した。

 この勝利でフェレールは、デビスカップで行われたクレーコートの連勝記録を16試合に伸ばしている。

 また、スペインの決勝進出が確定したことにより、予定されていたスペインのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro)と米国のサム・キュエリー(Sam Querrey)による第5試合は取り止めとなった。

 通算5度の優勝を誇り、大会の過去10年間で存在感を見せているスペインは、11月に行われる決勝でチェコと対戦する。(c)AFP