【9月17日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2012)は16日、ワールドグループプレーオフが東京の有明コロシアム(Ariake Coliseum)で行われ、日本は2勝3敗でイスラエルに敗れ、ワールドグループから降格した。

 1勝2敗で最終日を迎えた日本は、第4試合でエースの錦織圭(Kei Nishikori)が6-3、3-6、4-6、6-4、7-5でイスラエルのデュディ・セラ(Dudi Sela)を下し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

 しかし迎えた第5試合で添田豪(Go Soeda)が3-6、6-7、6-4、3-6でイスラエルのアミル・ワイントラウブ(Amir Weintraub)に敗戦を喫した。

 試合後、坂井利郎(Tosiro Sakai)監督は、「選手たちは最後までよく頑張ってくれた。だが、どんなことでも起こりうるのがデビスカップだ」と語った。

 一方、添田は「自分のプレーをほとんどさせてもらえなかった。全力を尽くしたが、相手のサーブとストロークがいつもより良かった」とコメントしている。

 世界ランキング188位のワイントラウブは、14日に行われた試合で伊藤竜馬(Tatsuma Ito)を6-3、6-2、6-4で下し、イスラエルの対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 そして15日に行われた試合で日本は、伊藤竜馬/杉田祐一(Yuichi Sugita)組が7-5、3-6、3-6、1-6でイスラエルのジョナサン・アーリック(Jonathan Erlich)/ アンディ・ラム(Andy Ram)組に逆転負けを喫し、対戦成績1勝2敗でイスラエルに逆転されていた。(c)AFP