【6月26日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第12シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-2、6-4、6-3でオーストラリアのマシュー・エブデン(Matthew Ebden)を退け、2回戦に進出した。  錦織は昨年大会(The Championships Wimbledon 2012)で、日本人男子選手として1995年以来となるウィンブルドン2回戦突破を果たしたが、今年はさらなる高みを目指している。  現在世界ランク11位の錦織は、2012年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2012)で日本人男子選手として80年ぶりとなる準々決勝進出を果たしており、ウィンブルドンでは1995年に松岡修造(Shuzo Matsuoka)氏が達成した8強入りという日本人男子最高記録を超えられると信じている。松岡氏は準々決勝でピート・サンプラス(Pete Sampras)氏に敗戦を喫した。  また、錦織は9日に閉幕したばかりの全仏オープン(French Open 2013)では準々決勝まで駒を進めており、同試合で今年の全仏王者となったラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に敗れている。  錦織は、世界ランク110位のエブデンに格の違いを見せつけて一蹴し、試合時間わずか1時間41分で初戦を片付けた。  2回戦ではスロベニアのアリャス・ベデネ(Aljaz Bedene)を6-2、6-3、6-4で下した世界ランク84位のレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)と対戦する。(c)AFP