【6月16日 AFP】男子テニス、エイゴン選手権(AEGON Championships 2013)は15日、シングルス準決勝が行われ、オーストラリアレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)は4-6、6-4、2-6で大会第5シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)に敗れた。

 チリッチが、2002年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)王者ヒューイットの夢のような快進撃に終止符を打った。

 世界ランク82位のヒューイットは今大会、往年の姿を彷彿とさせる驚きの勝利を重ねたが、通算5度目となる大会最年長での優勝への挑戦は、準決勝で幕切れとなった。

 降雨の影響で、準決勝に進出した選手にとっては苛立つ1日となった。チリッチとヒューイットの準決勝第1試合は開始が2時間遅れ、試合途中には非常に長い中断を挟んだ。さらにこの雨は、大会主催者は試合の途中で会場をメインコートから第1コートに変更するという議論の余地が残る決断を促すものとなった。(c)AFP